九州、中四国ブロック 交流会のご報告

九州四国中国交流会うみ 7月15,16,17日の三連休、しまなみの大島にて、交流会を開催しました。東京、名古屋、大阪よりきてくださり、14家族37名の方が参加されました。梅雨が明けきっていなかったので、雨も心配されましたが、3日間快晴で、海水浴にぴったりの天候でした。旅館の前は、プライベートビーチで、小さな旅館はほぼエンジェル家族で貸し切られたので、普段はなかなか海につれていけないエンジェル達も気兼ねなく、海水浴を楽しむことができました。外気温は36度近くあり、暑くてたまらないのに、海の水は、本当に冷たかったです。島なので、海水の流れも早いため、なかなか海の水が温まらないせいかもしれません。大人は、冷たさでなかなか長い間、入るのが厳しいのですが、エンジェルの兄弟児ちゃん達は、元気よく一日中仲よくおよいでいました。肝心のエンジェルちゃんは、浮き輪をつけてすいすい泳ぐ子もいれば、砂浜で座りこんで、波とぱしゃぱしゃしたり、沖にでるのは、勇気がいるのか、パパさんが必死で海につけようとしているのが、ほほえましかったです。お昼は、宿から提供される鯛飯とそうめんです。みんな木陰に座って、落ち着いてご飯を食べることができました。昼からは、スイカ割りもしました。夕飯は、宿自慢の魚中心の懐石料理でした。お刺身を始め、蟹や、さざえの壺焼き、煮魚、焼き魚、肉料理もあり、本当に次から次への料理が運ばれてくるので、食べるのに必死でした。割ときちんとした旅館でしたが、エンジェルちゃんを含め子供達もきちんと着席して、お行儀よく食事ができていたようです。

一日目の夜は、みんなで花火大会をしました。旅館が、島のはずれにあることもあり、ほとんど外灯がないため、本当に真っ暗の中、ろうそくと懐中電灯の小さな明かりの中、花火をするのも、昔懐かしく風情がありました。手でもつ花火は、エンジェルは持ち続けるのが難しく、振り回すのでなかなか大変な部分もありましたが、パパさん達が、打ち上げ花火をしてくれると、みんな大興奮でした。

九州四国中国交流会よる

二日目の夜は、大阪チームによる、音楽フェスです。旅館の前のお庭にて実施したのですが、エンジェル達は、ござや椅子にきちんと座り、ママ達の出し物を楽しんでいました。エンジェルマンマンによる漫才は、毎日繰り広げられるエンジェルの困ったイタズラをネタにしてくれ、普段の大変な育児を笑いにしてくれました。その後は、ウクレレ演奏や、エンジェルからの使者という替え歌を披露してくれました。いつもにこにこして、誰もきずつけないという歌詞には、思わずうるうる涙してしまった私です。

まだまだ夜は続きます。夜中は、衛藤家部屋にて、寝ないエンジェル達を遊ばせながら、親達は、お酒をいただくという、夢のような時間です。なかなか普段酔っ払えない親達もここぞとばかり、ワイン、日本酒に舌鼓をうつことができました。幸せな時間です。

本当に盛りだくさんの二泊三日。あらゆる場所で、普段のお悩みを共有することができます。恒例の近況報告ですが、今回話題になったのは、爪いじりです。爪をいじりすぎて爪をはがしてしまうのは、意外とエンジェルあるあるのようです。女の子エンジェルは、男の子に比べて、睡眠や多動も落ち着いていて、発作も上手にコントロールされているようでした。今回は、中学生エンジェル、高校生エンジェルも参加してくれたので、小学生や幼児のエンジェルをもつ親達は、多動や衝動性がだんだんと落ち着いて、オムツ外れもすることができている高校生エンジェル君に、かなり励まされました。小学生エンジェルを膝に抱いたり、やさしく頭をなでてあげたり、かなりのお兄ちゃんぷりを発揮してくれていました。人が大好きなエンジェルではありますが、自分からいくのはいいけど、こられると戸惑うというなかなか一方通行の社交性を発揮します。でもこうして何度も一緒に旅を重ねていると、一緒にいるのが普通になり、一緒にいこうと手をつないでみたり、いないいないばあをして遊んでみたり、小さな友情が芽生えているのに、ほっこりしました。

二泊もお泊まりということで、睡眠障害のエンジェルちゃん達は、どうなるかとやや心配ではありましたが、合部屋で寝ることもできたし、参加された皆様は、本当にフットワークが軽く、しまなみの他の島にカフェに行ったり、観光したり、旧友を訪ねたり、金比羅に行ったり、エンジェルの交流会だけでなく、ご自身でしまなみの旅を楽しまれていたのが印象的でした。エンジェルを育てていくというのは、本当に大変だなぁとは日々痛感することですが、こうして共に頑張っている仲間が全国にいて、普通に旅を楽しめるというのは、エンジェルの会ならではのことだと思います。エンジェルがいたからこそ出会えた、麗しき仲間に乾杯したい思いです。参加してくださった皆様ありがとうございました。そして今回諸事情で参加できなかった皆様も、また共に楽しい時間を過ごせることを楽しみにしております。九州、中四国の幹事は、また皆様に楽しんでいただけるような企画を考えたいとはりきっていますので、是非またご参加ください。(HY)